キリスト教保育所同盟 バングラデシュ スタディーツアー2010

日本キリスト教保育所同盟
2011年バングラデシュ スタディーツアー報告

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1.一路バングラデシュへ         報告者=国際交流次長・堀井 忠

 7月の末から8月6日まで、今回で4度目になるバングラデシュを訪問してきました。今回はこの時期に訪問しました。いつもは6月の上旬くらいに訪ねます。6月は、丁度雨季が始まろうとし、ジャックフルーツの取り入れの最盛期を迎える時です。8月はその雨季が丁度終わろうとし、ジャックフルーツも終わりです。それに代わって、店頭にはパイナップルが並びます。マンゴーは年中店頭に並んでいます。

 今回の行程も、今まではタイ・バンコック経由でダッカに入っていましたが、乗り継ぎが6時間以上もあるので、香港経由の便に変更しました。関空発午後6時頃で、香港午後9時頃、ダッカには翌日の夜中午前1時前に到着です。日本との時差は、香港が-1時間、ダッカは-3時間です。日本が午後9時頃にはバングラデシュは、夕方を迎えます。

 香港空港からは海や、そこに浮かぶ島々が神々しいばかりの光を放ちこちらに迫ってきました。これが100万ドルの夜景の一部なんだなぁーと感心しました。上空では、通路側に座っていましたので、十分見ることはできなかったのですが、暗い海に浮かぶ光の島や半島は、十分機内を明るく照らしていました。

 ダッカ空港には、先に書きましたように、夜中に到着です。きっと薄暗くて、人もまばらに違いないと思っていましたが、いろいろと工事がなされ、明るく清潔な空港に近づいてきました。人も多くの職員が働いており、入国も思った以上にスムーズにできました。とんでもないハプニングもなくできました。

 バングラデシュ1日目の朝を迎えました。CHCPの本部では、まずウエルカムランチで迎えてくれました。その後、現在までの我々が支援している、プレスクールの状況について説明がありました。支援の5ヶ年計画が終了を迎えるので、新たな支援のお願いがありました。一つは引き続きプレスクールのために支援を継続して欲しいということ、もうひとつは、障碍児者のための新たなプロジェクトに支援が欲しいというものでした。持ち帰り、理事会等の意見を尊重して決めていきたいと伝えました。
















↑ 突然のスコールで泥だらけの

  ダッカの町。リキシャや馬車は

  庶民にとって貴重な交通手段です。

  特に裏通りでは。表通りは車の

  洪水状態です。

ダッカの港です。

雨の降る中子どもたちは、

高い所から飛び込んで見せます。

写真が大好きな子ども達で、

デジカメの画面を覗き込んでは、

嬉しそうにしています。

  ↓