キリスト教保育所同盟 バングラデシュ スタディーツアー2010
3.プレスクール訪問
翌朝バングラデシュ2日目。今日はプレスクールの訪問と、その地域のお母さん方との懇談があります。フライパンで焼きあげたパンと目玉焼き、果物等の朝食をいただきバラドバ村へ出発です。バラドバはホビルバリの北に位置しています。国道を1時間ほど走ったところにあります。豊かな田園地帯ですが、国道沿いには、大きな工場が立ち並び、そこに勤めていると思われる男女が、円筒形のアルミ製なのか銀色に光る弁当箱を下げて歩いています。工場は高い塀に囲まれているので、外から中の様子をうかがい知ることはできませんが、何か機械の部品工場らしきものが、多く建ち並んでいます。
この国の電力事情は本当に改善してきていると思いますが、停電はしょっちゅうなので、慣れっこになっています。工場へ優先的に流されていると聞く電力も、不安定では工業生産もままならないと思います。でも、この国の人はそんなことをくよくよ考えず、なんでもありのままに受け入れているようで、そのしたたかさに驚かされます。
小さな保育小屋へは、車道から少し歩きました。道端の木の根元には、大きなあり塚があり、木が倒れて来ないかと不思議でした。でも、誰も気にしていないようなので私も驚きながら、後に続きました。20名の子ども達が、おめかしをして迎えてくれました。先生もきれいな民族衣装(こちらは普段から着ています。)で迎えてくれました。
一日の始まりは、日常の衛生指導です。歯を磨きましょう。顔を洗いましょう。髪をとかしましょう。・・・いろいろな習慣として身につけてほしいことを子どもたちにできたか尋ねながら、お話が進んでいきます。その後は、今日は何日、何曜日、村の名前や、地理についての知識など、一問一答式で進んでいきます。遊びより教育的取り組みが中心の、カリキュラムです。
唯一楽しそうなのはお遊戯と、スポーツです。しかし、お遊戯は楽器や音楽はなく、先生の掛け声で一斉に体形を作り、立ったり座ったりで国の花「蓮」を表します。開いたりすぼんだりと、子ども達も大忙しです。蓮の花は、この国の紙幣やコインにもデザインされています。
スポーツも驚かされます。パン食い競争のように、ひもにあめがくくりつけられ、早く食いちぎったものの勝ちです。後、蛙とび競争もあります。狭い空間を利用して遊ばなくてはならないので、先生たちも大変です。
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プレゼントのシャボン玉。
どの国の子ども達も喜んでくれます。
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ショミティー(お母さんたちの共同体)での話し合い保育を利用できるのは、この会員のみです。
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保育中の活動で、パン食い競争のような
アメ食い競争です。
運動の時間と言っていました?
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